知多郡美浜町北方宮東38-1

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半日・・最終受付14:00

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治療の流れ

鍼灸は、身体に刺激を与えて化学反応を促進し症状を改善する治療法ですが、その見立ては、西洋医学とは全く違うものとなります。

東洋医学では、その人がなぜ悪くなったのか、その人の体や心の状態、体質、気質、性質、心と体のバランスなど、その人自身から得られる様々な情報をもとに診断、治療を行っていくからです。しかし、だからといって西洋医学を排除しているわけではありません。

当院では、痛みの具合・部位・経過・原因など西洋医学的な愁訴をしっかりとお聞きしたあと、東洋医学の手順に従って『四診』を行い、『証』を導き出しています。

治療は、鍼やお灸はもちろん、患者様の状態に合わせ、あんま・マッサージ・指圧(国家資格有)も取り入れ、さまざまな疾患に対応できるようにしております。

望診(ぼうしん)

[目で見る]
体型や体格、肌のつや、顔色、姿勢や歩き方、舌の状態など、目で見て健康状態を把握します。

聞診(ぶんしん)

[耳で聞く、鼻で嗅ぐ]
声の調子や話し方、呼吸音や咳などを聞いたり、体臭や口臭を嗅ぐことで、身体にトラブルがないかを確認します。

問診(もんしん)

[尋ねる]
病気になった時期や病状の他、寒熱や汗の具合・痛みの種類・睡眠・食欲・大小便・月経等から生活習慣まで詳しく聞いていきます。

切診(せっしん)

[触れる]
身体に直接触れ、身体や経絡の状態を判断していきます。

脈診(みゃくしん):3本の指で、患者様の両手首の脈をみます。脈診をすることで、経絡や五臓の不調を知ることができます。

按診(あんしん):腹部を中心に、手足や背中・痛む場所等を触って体に異常がないか調べます。特に腹部は、慢性症状や全身の状態を判断するのに大切です。

『四診』をもとに『証』を立て、治療をしていきます

『証』とは、西洋医学での病名にあたりますが、例えば、風邪だからと言って、全員が同じ『証』になるとは限りません。100人いれば100通りの体力や体質、環境や生活習慣があるのですから当然です。 これが、鍼灸治療がオーダーメイドの医療と言われる所以です。

~『四診』で、ご自身も気付かなかった体の不調の原因が分かる場合もあります。身体は、本人が自覚するよりずっと以前に、合図を送っていることが多いのです~