知多郡美浜町北方宮東38-1

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鍼灸でよくある質問に、どんどん答えちゃうよ!
診療の時にわからないことがあれば、なんでも聞いてね!

注射針と違い、鍼灸の鍼の太さは髪の毛とほぼ同じくらいのものですが、それでも痛みの感じ方は人それぞれで、少しの刺激でも痛いという方もいればそうでない方もいます。また、皮膚を貫く痛みと筋肉を貫く痛みでは感じ方が違うので、一概に「こうです」と断言することは難しいです。

当院では、初めて鍼灸を受ける方には実際に使用する鍼を見せて不安を取り除いたり、鍼の本数を減らして対処することもしておりますので、もしどうしても不安な方は気軽に仰って下さいね。

多くの方から頂く質問です。当院で使用している鍼の太さは0.18mmです。疾患によってはもっと太い鍼や長い鍼を使用しますが、ほどんどの患者様はこの太さの鍼を使用させて頂いております。注射針と比べれば1/10の細さになりますので、それほど心配される必要はないと思います。それでも心配な方は、遠慮なくご相談下さい。

大丈夫です。金属アレルギーというと、多くの方が「金属」が原因だと考えますが、実は「金属」自体でアレルギーは起きません。汗で溶けた金属がイオン化して体内に入り、体内のタンパク質と結合することで起きるのです。当院では、アレルギーの起きにくいステンレス製の鍼を使用しておりますし、皮膚に鍼を触れさせておく時間も数十分程度なので、金属が溶け体内に入ることはございません。安心してお越しください。

鍼を刺した時に感じる感覚を言います。中国では「得気」といいます。鍼灸師の立場から言うと、鍼を操作している時、指先が重く感じる時があります。昔はこれを「気至る」といいました。気が至れば病気はよくなるし至らなければ効果はない、と書物には書かれています。気の流れを重視する鍼灸にとって「得気」や「気が至る」ことが、とても重要なことだというのが分かります。その「得気」の感じ方は患者様ごとに「ズンとする」「重く感じる」「くすぐられてる感じ」「ピクピクする感じ」など様々ですが、共通しているのは、決して苦痛を伴うものではないということです。ただし「得気」が得られないからと言って、効き目が劣るわけではないことも覚えておいて頂けると嬉しいですね。

かつて、大きな艾を肌の上に直接置いて燃やす「打膿灸」という方法で治療をしていた時代がありました。悪戯などをした時に使う「お灸を据える」という言葉も、ここからきています。しかし、現在そうした方法を行っている灸師は数えるほどしかいないと思います。ほとんどの灸師は米粒より小さな艾で肌に跡が残らない方法でお灸を行っていますし、艾が直接肌にあたらない台座付きのお灸を使うことも多いのではないでしょうか。

当院では、米粒より小さなお灸を施す場合には火傷をしないようにお灸シートを使ったり、間接的なお灸についても患者様の体質に合わせて数種類を組み合わせたりと、幅の広い施術を心がけておりますので、お灸の痕残りについてそれほど心配をすることはないと思います。

最近では、お灸女子という言葉もあるように、お灸が大変ブームになっています。薬局に行くと様々な香りのお灸も置いてあり、楽しみながらできるようにもなってきました。当院でも、自宅でお灸をしたいという患者様には、廉価でお灸をお分けしております。その際には、愁訴を改善するツボや、お灸の据え方などをレクチャーさせて頂いておりますので、興味のある方は気軽に声をおかけください。

身体に不調があれば、誰もが「早く良くなりたい」と焦るのは当然です。なので「はい」と答えたいところですが、残念ながら症状によります。早くよくなりたいからといって薬の量を倍にして飲んでも、それほど効果がえられないのと同じです。ただ、鍼灸には副作用がないので、刺激量を考えながら治療を行うことは可能です。その際には、担当の鍼灸師とよく相談をして下さい。ちゃんとした鍼灸師ならば、話を聞いた上で、納得のいく治療体系を組んでくれるでしょう。 

鍼灸師だけでなく、お医者様や理学療法士など医療に携わる人のほとんどが答えづらい質問だと思います。急性腰痛などの場合は「1日おきに2~3回」と言えますが、慢性的な疾患の場合は様子を見ながら治療をしていくのではっきり「このくらい」というのが分からないのです。ただ、私は嘘をついて患者様を通わせるようなことはしたくないので、ある程度通っていただいて効果がなければ治療を打ち切る形をとっています。

はい、大丈夫です。東洋医学には、未病こそ大切であるとの考えがあります。実際に、患者様の中には、鍼灸をするようになってよく眠れるようになったという方や、疲れにくくなったという方もいらっしゃいます。ご自分のペースにあわせて、2週間に1度でも月に1度でもいいので近くの鍼灸院に定期的に通ってみてはいかがでしょうか? 何も変わらないようであればやめればいいのですから。

昔の文献を見ると、そういうこともあったようです。実際に、私が研修に赴いた治療院でも、来院患者さんがそうした事を話していました。当治療院でも、以前、足首を急性捻挫した方が来院されたことがあります。その方は車いすではありませんでしたが、治療が終わりベッドから降りた時、痛みが和らいでる、と驚いていらっしゃいました。鍼灸は万能ではありませんし、西洋医学に比べて治せないものも多いですが、一人でも多くの患者様がよくなってくれればいいな、と思います。

残念ながら、どんな病気にも効果があるわけではありません。最先端医療をもってしても末期がんを治せないのと同じです。ただ、鍼灸で末期がんの痛みの除去や浮腫みの軽減を行うことは可能です。しかも喜ばしいことに、鍼灸には副作用がありません。であれば、効果はあるといえるのかもしれません。きちんとした鍼灸師であればどんな病気や疾患に効くのか、何ができて何ができないのかをしっかりと説明してくれると思いますので、一度相談をしてみてはいかがでしょうか。

できれば併療が望ましいですが、どうしても無理であれば要望に応えることは可能です。その際には鍼+電子温灸、もしくは、灸+鍉鍼(ていしん)と言われる鍼を使用することになります。鍉鍼とは刺さない鍼のことで、その鍼先は丸く、ツボに軽くあてて気の巡りを良くしたり、気を補ったりするのに使います。当院では主に赤ちゃん~小学校低学年に使用しているものです。鍼灸には、沢山の治療のバリエーションがあります。無理かも、と諦める前に一度ご相談下さいね。

効き目の違いというより、効く疾患の違いといったほうがいいかもしれませんね。最近になって、鍼は交感神経の過緊張状態を抑える働きがあり、お灸は副交感神経の過緊張状態を抑える働きがあるということが分かってきました。このことから、痛みや肩凝り・足の冷え・手足に汗をかくなどの治療には鍼が、ぜんそくや過敏性腸症候群・花粉症・アレルギー性鼻炎・アトピーなどの治療にはお灸が良いということが分かります。当院でも、症状によって鍼やお灸を増減していますので、もし施術を受けていて疑問に思うことがあれば何でも聞いてくださいね。

悪い状態が長く続くと身体は順応し、それが普通だと思ってしまいます。そこに刺激を与えて急速に病状を回復すれば、身体は正常に近くなったのに、それに違和感を感じます。

治療後、だるさや疲れた感じがしたり、病状が悪化したように感じることもあります。これは身体が正常な状態に近づくため違和感を覚えているからです。治る過程のものなので、ご安心下さいね。

鍼の後は血行が良くなって肝臓や膵臓の働きがよくなるせいか、お酒が美味しくなるという人が多いです。ですので、アルコールを控えたほうがいい人以外であれば特に問題はないと思いますが、美味しいからと言って飲みすぎればせっかくの鍼灸の効果もなくなってしまいます。鍼灸にかかわらず、お酒は程々が一番ですね。ちなみに、二日酔いには鍼治療がとてもよく効きます。

大丈夫です。治療して1~2時間経てばいいと思います。ただ、鍼灸治療によって血行が良くなっているので、いつもよりのぼせやすくなっています。そのため、ぬるめのお湯につかるようにして下さい。もし、身体がだるい感じがする場合には、入浴は避けてください。

残念ながら、動物への鍼は獣医師以外は禁止をされています。ただ、犬や猫にもツボはあるので、そうしたツボをスキンシップを兼ねて刺激をすることで良い効果が出る場合もあります。興味のある方はかかりつけの鍼灸院で聞いてみるといいかもしれません。

もうしわけありません。鍼灸院では、お薬をだすことはできません。